お久しぶりです。本能の女飯です。
今回は要町にある中華料理店「福満苑 鼓楼(ふくまんえん ぐーろー)」へ。下調べの時点では想像もしなかった美味しい料理の数々に、思い出しただけでもよだれが出てきます…ぐへへへ…じゅるッ…
福満苑 鼓楼ってどんなお店?

要町駅から徒歩2分ほど。静かな通りを進んでいき、なんだか気になる焼肉屋さんの前を通り過ぎ、お店に到着。一見すると普通の中華料理屋さん?と思いきや、調べてみると中華は中華でも北京料理や中国東北地方の料理を提供するお店でした。

確かに!メニューを見て見ても、いわゆる中華料理もあるのですが特にジビエ料理が目立ちます。(訪れた日は祝日だったためお昼からアラカルトの注文オッケー!)この時点で気になる料理ありすぎるんですが…!
今回は他では食べられなさそうな気になる料理をお腹一杯になるまで注文したので、片っ端から紹介していきますね。
羊舌と鴨舌の盛り合わせ(550円)
これで550円は嬉しい 羊の舌
な、なんだ、このミルキーな感じ!口の中でスッと溶けて、濃厚で旨味がすごく強いです。これは美味しい…。忘れられない…忘れたくない味…。
鴨の舌もぱさぱさした感じは一切なくて、軟骨からホロッと取れる肉質とぷるっとした食感。食べるところがそう多くないイメージ(沢山食べないと満足感がないイメージ)を変えてくれる一品。少し甘い醤油ベースの味付けも、濃すぎず上品です。
USラムの串焼きクミン大陸風味(2本)

「羊の串焼き?そんなもん今時どこでだって食べられるよ」の概念をマジで変えてくれた一品。確かにクミン風味の羊の串焼きは、隣の池袋や大久保あたりを行けばすぐ食べられるんですが、羊が違うとこんなに違うとは!
ジューシーな羊肉は非常に柔らかく適度に香る羊の香り。嫌な脂っぽさはなく、でも適度な脂のった感じ(鍛えてる人の脂肪部分みたいな?)、いい肉を食べてます!っていう味なんです。笑
月の輪熊肉薄切り四川麻辣煮(2,750円)

麻婆豆腐と最後の最後まで悩んだ一品。だって月の輪熊ですよ!?普通のジビエ料理のお店に行けば食べられるだろうけど、麻辣煮と四川風で食べられるのもここだけかも?
土鍋でぐつぐつ状態で登場。この時点ですでに良い香り~♡
たっぷりの唐辛子にパクチー、にんにく、野菜もたっぷり。
サラッとしたスープは、唐辛子の辛さと香ばしさがしっかり移っています。若干の酸味が鼻にぬけて、油も使われているはずなのに全然重たくない!なんだこのスープ、食べたことありそうでないぞ!?
肝心のツキノワグマですが、これがまた美味しーい!!もっと野性味の強い、臭さが残るようなイメージでしたが、全く臭くないです。薄切りになっているのもあり、柔らかくしっとりとした口当たり、肉の繊維に麻辣のスープが染み込んでいます。しかも適度に脂ものっているから、肉の甘みみたいなのが辛いスープによく合う。
こりゃあ、たまげた。熊、ウマいやないの!!
USラムの炙り焼き青唐辛子ソース
ん?これはステーキですか?私たちって今中華料理のお店にいるんじゃなかったでしたっけ?
そんでもって味も衝撃。先ほどの串焼きと同じUSラムなのですが、まるで本当にステーキじゃないですか!火が入りすぎていないしっとり柔らかなラム肉に青唐辛子のソース。青唐辛子のソースが想像と良い意味で全く違って、オリーブオイル?山椒オイル?のようなフルーティーな香りと甘酸っぱい…これは一体何だろう?(←それをお伝えするのがアナタの役割よ)
分からないけど、これだけ持って帰りたいほど美味しいです。ちょっとみんな、とにかく一回食べて!!
腸詰と青菜の石焼ご飯(935円)

〆はこちら!腸詰と青菜のシンプルな石焼ご飯です。でもこのシンプルさが、どんな料理とも相性が良く、お腹いっぱいのはずなのに食べられちゃう。
下からよく混ぜて、ひょこっと登場したおこげに興奮しながら取り分けます。

薄味のご飯も、腸詰の甘みと塩味、青菜の食感が加わってちょうどいい。以前高田馬場で食べた「四川めんこう飯」にも少し似た絶妙な味付けです。さっきの四川煮込みのスープをかけたりしながら、最後まで綺麗に完食!
まとめ

どの料理もかなりレベルが高く、繊細で衝撃でした…!もっと評価されてもおかしくないお店だと、自信を持って言えます!しかもかなり食べたはずなのに、リーズナブル。再訪決定のお店です!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!ではまた次の投稿で!
福満苑 鼓楼
東京都豊島区要町1-14-9
TEL:03-5966-6661
営業時間:11:30~15:00/17:30~23:00(22:30L.O.)(詳しくは店舗まで)
鴨の舌は食べたことあるけど、羊の舌ってどんな感じ?